Security Update 2008-006 Client (PPC) のハッシュ値が合わない件

Mac OS X では、自動的にソフトウェア・アップデートするとトラブルに見舞われる確率が上がるので、アップデート用のファイルをダウンロードして手動でアップデートするのが常識となっている。

2 週間ほど前に Mac OS X Tiger 用の Security Update が出たので、早速ダウンロードした。

ところが SHA-1 ダイジェストが一致しない。

Apple のサポートページでは 61898bf315d04958aaf487bb92ba257d059a33ce だと言っているのだが、手元でハッシュ値を見てみると ……

$ openssl sha1 SecUpd2008-006PPC.dmg 
SHA1(SecUpd2008-006PPC.dmg)= 7b3aed47dbad3d55d90d093a6fb7a81c34c22a2c

そんな訳で 2 週間もアップデートできずに放置している。

印刷すると微妙に縮小されるとお嘆きのあなた

Mac OS X Panther の PowerBook から Leopard の MacBook に買い替えて以来、印刷がうまくゆかずに悩んでいた。

プリンタはキヤノンの PIXUS iP8600
もう 4 年くらい前のモデル。
「スーパーフォトボックス」とか言ってエビちゃんが CM してたヤツ。

Web ページや TeX で作った文章を印刷する分には問題ないんだけど、位置やサイズを細かく指定した名刺なんかを印刷すると、微妙に縮小されて中央に寄せられている。

ドライバも最新のものをダウンロードしてきたのに ……

最近名刺が切れたので、観念して印刷に再挑戦した。

縮小された印刷物を定規で測って、横方向、縦方向の縮小率を求める。
あとは TeX のソースをちまちま修正。

微調整 → 印刷 → 微調整 …… を繰り返しているときに気がついた。

なんですか、この「大きなページのみ縮小する」って!!
こんなの昔からあったっけ?

「自動ページサイズ調整なし」を選択したら指定通りの位置、サイズで印刷できた。

ClamAV が動かない

MacPorts を upgrade したら、ClamAV が動かなくなってしまった ><

$ sudo freshclam
dyld: Library not loaded: /opt/local/lib/libclamunrar.4.dylib
  Referenced from: /opt/local/lib/libclamav.5.dylib
  Reason: image not found
Trace/BPT trap

$ clamscan .emacs
dyld: Library not loaded: /opt/local/lib/libclamunrar.4.dylib
  Referenced from: /opt/local/lib/libclamav.5.dylib
  Reason: image not found
Trace/BPT trap

困るよ。

$ (cd /opt/local/lib; ls libclam*)
libclamav.5.0.1.dylib		libclamunrar.dylib
libclamav.5.dylib		libclamunrar.la
libclamav.a			libclamunrar_iface.5.0.1.dylib
libclamav.dylib			libclamunrar_iface.5.dylib
libclamav.la			libclamunrar_iface.a
libclamunrar.5.0.1.dylib	libclamunrar_iface.dylib
libclamunrar.5.dylib		libclamunrar_iface.la
libclamunrar.a

謎の挙動を見せる Mac の X11

Mac の GUI は Aqua だけど、やっぱり X11 も必要。

ところが Mac OS X に付属の X11 では Emi Clock がコンパイルできない。

昔は X11.app が /Applications/Utilities と /usr/X11 にあって、Dock に X のアイコンが 2 個出たりしてたけど、流石にそれは何時の間にか修正されたみたい。

確かマイコミの記事で見たんだけど、X11 は XQuartz - Trac から取得するのが正解らしい。
なんで Apple からソフトウェア・アップデートできないんだ?

新しい X11 をインストールしたら Emi Clock もコンパイルできた。

ところが X11 を起動すると、なぜか勝手に xterm が起動する。

ちゃんと .xinitrc は読み込んでるみたいだけど、.xinitrc には xterm なんて書いてないのになぁ。

$ cat .xinitrc
emiclock -geotetry -5-25 &
exec quartz-wm

ちょっと調べてみると ~/Library/Preferences/org.x.X11_launcher.plist に、それらしい記述が。

$ strings ~/Library/Preferences/org.x.X11_launcher.plist | grep xterm
/usr/X11/bin/xterm

plist って昔は XML 形式でテキスト・エディタで編集できなかったっけ?
どうやって編集しようかなぁ。

selfupdate が失敗する

1 週間くらい前から MacPorts が更新できない。

$ sudo port -v selfupdate
Synchronizing local ports tree from rsync://rsync.macports.org/release/ports/
receiving file list ... done
./
perl/p5-cam-pdf/
python/
ruby/
science/
sysutils/

    ....

zope/zope-zphotoslides/files/
zope/zope-zsyncer/
rsync: connection unexpectedly closed (306957 bytes received so far) [generator]
rsync error: error in rsync protocol data stream (code 12) at /SourceCache/rsync/rsync-30/rsync/io.c(359)
Error: /opt/local/bin/port: port selfupdate failed: Couldn't sync the ports tree: Synchronization the local ports tree failed doing rsync

なんでやねん。
proxy とかないねんけど。

ピンときたので、sudo port install rsync してみた。

$ /usr/bin/rsync --version
rsync  version 2.6.3  protocol version 28
    ....

$ /opt/local/bin/rsync --version
rsync  version 3.0.2  protocol version 30
    ....

これで、ちゃんと selfupdate できるようになった。
めでたし、めでたし。